英単語、漢字、年表の年など覚えないといけないことはたくさんあります。記憶力は皆同じでしょうか?

人により記憶力は違うようです。同じことを覚えようとして、すぐ覚えられる人と覚えられない人の違いはなんでしょうか 人は大脳の中の海馬というところで一時的に記憶して大脳皮質というところで長期記憶されています。 この海馬というところが記憶力を左右しているといわれています。 大脳生理学の最近の研究では、海馬に情報を送り込む顆粒細胞は次々に生まれてきますが、同時に次々に死んでゆくのです。 海馬に情報をたくさん送り続け、たくさんの情報を記憶しようと努力すると、この顆粒細胞はどんどん増えてきます。 しかし、記憶すべき情報を送らなければ、顆粒細胞は生まれてくる数より死滅する数の方が多くなって、どんどん少なくなってしまいます。 記憶力の良い人はこの顆粒細胞が多いのです。 記憶力を良くするには、海馬に記憶すべき情報をたくさん送り続ければ良いのです。 つまり、勉強を続ければ、記憶力は良くなるのです。 記憶力の良い人は、今までたくさん勉強した人で、記憶力が悪いのは今まで勉強の時間が少なかったからです。 記憶力を育てると言っても、それには時間がかかります。次の定期テストには間に合いません。 ですから今の記憶力を有効に使うしかありません。 大脳生理学で、記憶するための良い方法は次の3つだと言われています。「繰り返し覚え ようとすること」「強い刺激をあたえること」「何かの感情とともに記憶すること」の3 つです。これを、うまく使えば良いのです。 次にいくつかの記憶法を紹介しますので、「繰り返し覚え ようとすること」を実践して次の定期テストに備えましょう

赤シート

覚え方

1 赤シードを入手する。文具店などでも販売されています。

2 覚えるものを準備します。赤シートを使うように作られた教材はそのまま使用します。

 一般の問題集などは一度コピーとてって、コピーに赤シートで隠れる色で答えを書き込みます。

3 まず最初の問題の答えを見て覚えます。

4 赤シートで答えを隠して答えられるか試します。
 分からなくても考えてはいけません。
 3秒考えて分からない時は直ぐ3に戻って答えをもう一度確認します。
 わかったら次の問題に進み、3と4を繰り返して最後まで覚えます。

5 最後の問題までいったら、あるいは1ページ終わった、等きりのいいところで もう一度3から4を繰り返します。

6 3から5までを試験範囲全てについてやります。

7 テスト前になったら、チラシの裏など不要な紙に答えを書いて正しく書けるか確認します。
 答えを漢字で書けなかったりしたら、その場ですぐ練習します。
何回かやって毎回ちゃんとかければ終了です。

単語カード

覚え方

1 単語カードを入手する。文具店などで販売されています。

2 覚えるものを単語カードに書き写します。オモテに日本語、ウラに英単語といった感じです。

3 どこに行くにも持ち歩いて、時間があればどんどん覚えます。

分からない時はすぐメクって答えをみます。

注意点

大量に覚えることがあるときは、単語帳を作るのにも時間がかかります。

中1の1学期の英単語など覚えることが 少ないときにお勧めです。

ひたすら書く

覚え方

英単語など、覚えるものを紙の一番左に書く。後は書いてあるものをみながら その右に書いていく。

慣れてきたら、左に書いてあるのを見ないようにして書く。

注意点

からだで覚えたようになれば大丈夫ですが、書くのは時間がかかります。漢字や英単語で試してみてください。

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